─カジュアルなデュエルスタイルを心がけているデュエリストのいわば最終目標とも言われる「お互いに楽しいデュエル」。どんなにボロボロに負けても楽しいという気持ちでいれば、お互いに楽しいデュエルではあると言われるが、それは本当に心からお互いに楽しいデュエルと思えるものなのか。




おはこんばんにちわ、雨みずかです。

今回は自分の思う「お互いに楽しいデュエル」という話と、それに対しての自分の考えを書いていこうと思います。




「お互いに楽しいデュエル」とは

自分の思う「お互いに楽しいデュエル」とはお互いにやりたいことができるデュエルと考えています。

自分のやりたいことが全くできずに終わるデュエルはたとえ愛想良く「楽しいデュエルだった」と言葉にしても心の中では虚しいものです。しかし、逆に自分のやりたいことだけをやったデュエルでは、対戦相手がそうなるということを忘れてしまうのが事実。だから負けた方が笑顔で云々…と言われる。

そうじゃない。

根本的にお互いにやりたいことができていないのが問題。
だから「お互いにやりたいことができるデュエル」なのです。




「お互いにやりたいことをができるデュエル」のために自分ができること

色々と考えましたが、「相手の作品を見る」が一番適切だと思います。デッキではなく作品という言葉を使うのは「デッキ」も「デュエル」も「その人」も必要だからです。
少し話が逸れましたが、相手を作品を見るというのはその言葉通りの意味です。お互いにやりたいことができたことを確認する場合、もっとも確認できないのが相手にやりたいことです。それを見なければお互いという言葉そのものが危うくなります。
「相手の作品を見る」という言葉が頭に浮かんだのは、オフ会等でよく「なんのデッキだったんですか?」という言葉を耳にしたのを思い出した頃でした。
当時はなんとも思わなかったのですが、

「なんのデッキだったんですか?」ってなんなんですかねぇ。

なんのデッキかわからないというのは相手の作品を見ていない証拠。これではお互いにやりたいことができるデュエル、お互いが楽しいデュエルなんて夢だと思います。



では「お互いにやりたいことができるデュエル」のためにはどうすれば良いのでしょうか。ここから自分がデュエルで実際にやっていることを説明していきましょう。


相手の展開は基本的に止めない

相手のターンに相手の展開を止める行動は相手を否定することになるので基本的にはやりません。
そうしない代わりに自分を守る行動をしていきます。相手の展開で自分に干渉してくる場合、それから守るためにカードを使います。言ってしまえば専守防衛ですね。



相手の作品を見た後に自分の作品を見せる

相手より早く自分の行動を済ませると、場合によってはそのままデュエルが終わってしまい、相手の作品が見れないことがあります。こうならないために最初から相手の作品を見ることを前提に行動しようというわけです。


この二つでお互いにやりたいことができる可能性が格段に上がります。
しかし、前者を意識する人は多いと思いますが、後者を意識する人は結構少ないと思います。というのも、後者の「相手の作品を見た後に自分の作品を見せる」は、自分の作品が見せられないリスクがあるからです。相手の作品は見れますが、ワンキルされたり、蓋をされたり、そんなデュエルをされるとすぐに終わってしまいます。なので、そんな時は「相手の作品はそういう作品なんだな」と思い、笑顔で「ありがとうございました。もう一回いいですか」と言いましょう。これが気持ちだけ」という最低限の言葉です。もし、もう一度デュエルして同じことをしてきたら、それがその人の作品なので、その時は自分の作品を見せるのを素直に諦めましょう。逆に、そんな相手にも自分の作品を見せれるようにデッキを合わせにいこうとすると、自分の作品が崩壊してしまうので、本当に気をつけましょう。







はい。
今回は「お互いに楽しいデュエル」ということについて思っていることを文章化しましたが、いかがだったでしょうか。本当は鳳凰神ハイランダーの構築で相手の作品を見るための工夫の話も書くつもりでしたが、鳳凰神ハイランダーの話を持ち出すと記事が長くなりそうだったので断念しました。
また、この記事から自分の作品には単なる「勝ち」というものが無いこと、お互いに楽しいデュエルを作ることを考えていることがわかったと思います。



最後に、
感想があればコメントなどに書いてもらえれば幸いです。
題材がなくなってきたので書いて貰いたい題材もお待ちしております。



それでは、また。