※このデッキはハリファイバーが禁止になり、使用できなくなりました。



長かった。


非常に長かった。

だが、ようやくその日がやってきた。

<地 獄 詩 人 ヘ ル ポ エ マ ー が な !>

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おはこんばんにちは、雨みずかです。

今回は新しいデッキ「地獄詩人ヘルポエマー」のデッキ紹介・解説しようと思います。

まずはデッキを見てみましょう。

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さすがにこれだけでやりたいことを把握するのは難しいと思うので、このデッキの流れを解説したいと思います。


このデッキは主役であるヘルポエマーを中心としたデッキですが、主なコンボは簡単に言えばハリファイバーレスキューフェレットです。



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しかし、本当はそのコンボの前後にも必要な行動があり、ある意味1つの長い長いコンボだったりします。なので、まずは本コンボの前、準備段階から順に話をしていきましょう。


準備段階は全て森のメルフィーズです。


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このカードでメルフィーパピィを手札に加えパピィ→キャシィ→フェレットという流れで本コンボに使うレスキューフェレットを回収していきます。森のメルフィーズが生き残れば2つ目の素材でポニィを手札に加えます。
森のメルフィーズの仕事はレスキューフェレットを回収するだけではありません。森のメルフィーズのその守備力を利用して、相手に攻撃力2000以上のモンスターを出させる役割もあります。

しかし、なぜそのようなことをするのか。

それはヘルポエマーを自爆特攻させるために必要な数値だからです。


この準備段階が終わってから本コンボです。
まず、レッドリゾネーター等のチューナーでハリファイバーをリンク召喚し、魔轟神獣キャシー(重要)を出します。そしてレスキューフェレットハリファイバーのリンク先にヘルポエマーラルバウールを出します。

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魔轟神獣キャシーとラルバウールでフォーミュラシンクロンを作り、1枚ドローしてラルバウールを墓地へ送ります。このフォーミュラシンクロンのドローはラルバウールの効果で捨てるための調整を兼ねてます。バトルフェイズに入り、ヘルポエマーを自爆特攻させラルバウールを蘇生、効果でハリファイバーを対象にして機巧辰―高闇御津羽霞を手札に加えます。

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バトル終了後、メイン2には展開はせず罠を伏せる以外何もしません。機巧辰―高闇御津羽霞も次の自分のターンに残しておきます(重要)。
エンドフェイズにメルフィー達を出して、下のような布陣になれば理想です。(罠は除いています)


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このコンボは相手ターンまで続きます。


次の相手ターン、ヘルポエマーが与える見えない効果の影響で相手の行動が変わります。

まず、相手はそのままバトルに入りません。

今ドローしたカードを含め何がなくなるかわからない状態で戦闘することは心理的に避けたいからです。
なので、相手は手札からモンスターを出したり、魔法や罠を伏せます。

ここで相手がモンスターを出すということはメルフィー達の効果をそれぞれ発動することができます。

パピィ→カラントーサを場、
キャシィ→ヴァレリフォーンを手札、
ポニィ→魔轟神獣キャシーを墓地から回収

カラントーサで相手の妨害、他の2枚は次の自分ターンの備えになります。

その後、フォーミュラシンクロンとカラントーサ、ラルバウールを使い、虹光の宣告者かサンサーラを出します。
が、この選択は相手がどう行動するかで変わります。
相手が攻撃しようとする場合はサンサーラで防御を固め、相手が動かない場合は虹光の宣告者を出して相手の行動を鈍らせていきます。


そして、この長い長いコンボの〆はハリファイバーです。

といってもやることはハリファイバーから天輪の双星道士を出し、その効果でモンスターを並べるだけです。


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しかし、この「並べるだけ」が一番相手を心理的に揺さぶれます。


「わざわざ除去するようなモンスターではないが、戦闘で倒そうとするとヘルポエマーが見えて躊躇してしまう。かといってその並べたモンスターを残すと次のターン何をされるかわかったものではない。しかし、大展開すると機巧辰―高闇御津羽霞が全てを潰しにくる」


と、相手に思わせれば、ヘルポエマーが最大に発揮されたことになります。



その後はヘルポエマーによる戦闘抑止と聖光の宣告者等の残ると厄介なモンスターとヴァレリフォーンキャシーカラントーサ等とあわせて場を荒らして戦っていきます。





長い長いコンボの解説だけになってしまいましたが、これでこの記事はおしまいとなります。
本当は不発弾ヌトスの採用理由の解説もしようと思いましたが、それはこのデッキと実際にデュエルして君の目で確かめてください。



最後に、
使いたいカードがしっかりと活躍できるようなデッキを作るのは楽しいですね。
このヘルポエマーも何年かかったかわかりませんが、諦めずに少しずつ考えると見えてくるものがあるんだなと感じました。


それでは、また。